名義人が死亡したら口座凍結はいつされる？凍結口座の解除や事前にやっておくべきことも紹介

• 役所に死亡届を提出したら口座が凍結される？
• 病院から銀行へ連絡が入って凍結される？
• 1つの銀行で口座が凍結されたら他の銀行にも共有される？

このようなことでは銀行口座は凍結されません。

では、「いつ口座が凍結されるのか」というと、金融機関が口座名義人の死亡を知った時です。

そのため、口座名義人が亡くなったからといって即座に口座が凍結されることはありません。

銀行は名義人の死亡をいつ知る？なぜわかる？

銀行が、口座名義人が亡くなったことを知るケースはいくつかあります。

• 銀行の担当者が葬儀を見かけた（知った）
• 銀行の担当者が新聞の訃報欄で見かけた

など、何らかの形で銀行が知った場合に口座が凍結されることもあります。

ただ、口座を凍結する前に親族に確認の連絡が入りますので、上記のような場合でも自動的に口座が凍結されることはありません。

もし、口座が凍結されてしまったら？解除はできる？？

凍結された口座を解除するためには、銀行への連絡、相続や必要書類の準備など、面倒な手続きが必要となります。

下記に必要書類の一部を掲載しておきます。

必要書類を提出してから口座凍結解除までの期間は2～3週間程度です。

口座が凍結される前にやっておくべきこと

口座が凍結されてしまうと、入出金ができなくなってしまいます。

そのため、電気・ガス・水道などの公共料金の支払いや、クレジットカードの引き落としができません。

ですので、事前に名義変更や請求先の変更を行っておく必要があります。

銀行への手続きだけじゃない、その他の重要な手続き

口座の凍結だけでなく、その他にも重要な手続きが必要となります。

相続の準備

遺産の相続は、家族間で複雑な問題を引き起こすことがあります。

その人の持っている財産や借金、相続人の数などを把握し、法律に詳しい人からアドバイスをもらうことが大切です。

葬儀社の比較検討

生前の段階で葬儀の準備を進めることは不謹慎に思わるかもしれませんが、実際には存命の間にこそ検討しておくことが大切です。

気が動転している状況では冷静な判断ができません。
精神的にも時間的にもまだ余裕があるときに準備しておくことで、ご本人・ご家族ともに希望に沿った葬儀を執り行うことができます。

予算やサービス内容などを比較できるように、いくつかの葬儀社から見積もりを取っておくと良いでしょう。

とはいえ、数社から見積もりを取ることによるデメリットも

業者によってかなり差があるため、数社から見積もりを取り、価格やサービスを比較検討して選ぶのがおすすめではあるのですが、

複数の葬儀社に見積もり依頼をすると、各社から営業電話やメールが来てしまいます。

それにより、対応に時間を取られてしまうデメリットもあります。
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【要注意】病院から紹介される指定葬儀社について

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病院指定の葬儀社を利用するか、自分で葬儀社を選ぶかは自由です。
しかし、事前に情報を集めておかないと選択肢がなくなり、結果的には病院指定の葬儀社を選ばざるを得なくなる可能性があります。

ですので、「知らなかった」と後悔することがないよう、事前に情報を集めておくことが重要です。